日経平均は小幅安スタート、手掛かり材料難で方向感欠く

 26日の日経平均株価は前日比29円84銭安の1万7778円91銭で寄り付いたあと、プラスに転じる場面もみられた。欧米株式市場がクリスマスの祝日で休場だったため、手掛かり材料難で方向感が乏しい。業種別では、海運株、輸送用機器株、機械株のほか、証券株や銀行株が堅調。タイヤ株や食品株は軟調に推移している。  個別では、導入費が現在の半分で済む移動式水素スタンドを開発すると報じられた大陽日酸 <4091> や、14年11月中間期で増収増益を確保したウェザーニューズ(WNIウェザ) <4825> 、自社株消却を発表したホシデン <6804> などが買われ、光通信 <9435> 子会社によるTOB価格が好感されたウォーターダイレクト <2588> は買い気配スタート。  半面、15年11月期で営業益3割減を計画した象印マホービン <7965> は売りが先行した。11月中間期の営業益が約4割増となったものの、通期見通しを据え置いたミタチ産業 <3321> は利益確定売りに押された。(編集担当:宮川子平)
26日の日経平均株価は前日比29円84銭安の1万7778円91銭で寄り付いたあと、プラスに転じる場面もみられた。
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2014-12-26 09:15