象印が急反落、15年11月期業績予想は営業益45%減

 象印マホービン <7965> が急反落。午前9時13分に71円安(9.17%安)の703円まで下落している。25日引け後に発表した業績予想が嫌気された。  15年11月期業績予想は、売上高が780億円(前期比1.5%増)、営業利益を23億円(同45.7%減)で増収減益の見通し。海外では円安効果による売上高増加や、アジア、北米を中心とした販売拡大が期待できるものの、海外生産品の原価上昇と販売競争の激化による売上総利益率の低下や、販管費の増加が予想されるとした。  一方、14年11月期の期末配当予想は従来予想の5円から同6円(前期実績4円)に上方修正。年間10円(同8円)とし、今期も10円を見込んでいる。売上高は768億1500万円(同15.2%増)、営業利益は従来計画の55億円を上回る58億7700万円(同3.2倍)と増収増益を確保した。(編集担当:松浦直角)
象印マホービンが急反落。
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2014-12-26 09:15