日経平均は10円高で取引終了、後場から強含みプラス圏維持し小反発
26日の日経平均株価は前日比10円21銭高の1万7818円96銭して取引を終えた。商いは伸び悩み、材料難で売り買いともに積極性は乏しかった。日経平均は軟調スタートとなったが、下値は限られた。前場は戻りも鈍かったものの、後場に入って強含み、終盤にかけて伸び悩んだが終値でプラス圏を維持した。
個別では、ペン先製造の世界最大手を買収すると報じられたノーリツ鋼機 <7744> がストップ高。東京都が無電柱化計画を公表したことを受けて、沖電線 <5815> 、イトーヨーギョー <5287> なども動意付いた。14年11月中間期の営業利益予想を下方修正したハニーズ <2792> もさえない。光通信 <9435> 子会社によるTOBが好感されたウォーターダイレクト <2588> 、プロスペクト <3528> によるTOBが材料視された豊商事 <8747> などはストップ高を演じた。
半面、キヤノン <7751> 、横浜ゴム <5101> など配当権利落ち銘柄の下げが目立った。月次売上高を好感して連日で買われたジーンズメイト <7448> は利益確定売りが先行。15年11月期で大幅な減益を見込んだ象印マホービン <7965> も軟調に推移した。(編集担当:宮川子平)
26日の日経平均株価は前日比10円21銭高の1万7818円96銭して取引を終えた。
japan,economic
2014-12-26 15:00