大塚HDと武田薬品、酸関連疾患治療剤の国内承認を発表
大塚ホールディングス <4578> と武田薬品工業 <4502> は26日引け後、武田薬品が酸関連疾患治療剤「タケキャブ錠」について、厚生労働省から製造販売承認を取得したと発表した。
同治療剤は、武田薬品が創薬したカリウムイオン競合型アシッドブロッカーとも呼ばれる新しい作用メカニズムを持つ酸関連疾患治療剤。胃壁細胞における酸分泌の最終段階に位置するプロトンポンプをカリウムイオンと競合的に阻害することで、強力で持続的な酸分泌抑制作用を示すという。
大塚HDと武田薬品は、3月末に同治療剤の国内での共同プロモーション契約を結んでいる。製造・販売は武田薬品が行い、マーケティングなどは両社で展開する。
26日終値は、大塚HDが22円安(0.60%安)の3673.5円、武田薬品が5円高(0.10%高)の5062円。(編集担当:松浦直角)
大塚ホールディングスと武田薬品工業は26日引け後、酸関連疾患治療剤「タケキャブ錠」について厚労省から承認を取得したと発表。
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2014-12-26 21:30