日経平均は95円高スタート、良好な外部環境が支え
29日の日経平均株価は前週末比95円59銭高の1万7914円55銭で寄り付いた。前週末のNYダウが小幅高ながら最高値を更新したことを受けて日本市場でも買いが優勢となった。ただ、年末で休暇に入る市場参加者も多く、買い一巡後はこう着感を強めている。
個別では、14年11月中間期の決算を発表した三益半導体工業 <8155> 、14年11月期利益予想を上方修正した北興化学工業 <4992> などが買われている。地熱発電事業への参入を発表した多摩川ホールディングス <6838> 、自社株買いを発表したC&Gシステムズ <6633> 、米創薬ベンチャーとのライセンス契約締結を発表したキャンバス <4575> などは買い気配スタート。
半面、15年5月期業績予想を下方修正したERIホールディングス <6083> は売られている。一部店舗で販売したケーキからカビが検出されたと明らかにした不二家 <2211> も軟調。(編集担当:宮川子平)
29日の日経平均株価は前週末比95円59銭高の1万7914円55銭で寄り付いた。
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2014-12-29 09:15