中国高速鉄道に「大きな関心」を示したインドネシア大統領=中国メディア

中国メディアの新京報は12月28日、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領が北京で開催されたAPEC期間中に中国高速鉄道に乗車したことを伝えつつ、Soegeng Rahardjo駐中国インドネシア大使への取材を通じ、ジョコ・ウィドド大統領が中国の高速鉄道に関心を示していると報じた。
記事は、Soegengインドネシア大使が、「中国の海上シルクロード構想において、インドネシアは人やモノ、サービスを提供するなどの役割を担うことで、経済発展に向けたコストを低下させ、また、アジアの国々をより緊密に結びつけることができる」と述べたことを紹介した。
また、APEC期間中に中国の習近平国家主席とジョコ・ウィドド大統領が会談した際、ジョコ・ウィドド大統領が「中国がインドネシアでのインフラ建設に参加する機会を提供する」と述べていたことを伝え、さらにSoegengインドネシア大使の発言として「大統領が自ら中国高速鉄道に乗車したとおり、大統領は高速鉄道に大きな関心を抱いている」と報じた。
さらに記事は、Soegengインドネシア大使が「インドネシアには高速鉄道が必要だ」と述べたことを伝え、現在はインドネシアの首都ジャカルタから同国スラバヤまで鉄道で最低12時間はかかるものの、高速鉄道であれば4-5時間で行くことができると指摘。
続けてSoegengインドネシア大使の発言として、「インドネシアは将来的に高速鉄道の導入を検討する」と論じ、インドネシア政府はすでにジャカルタ-スラバヤ間の鉄道建設計画を検討していると紹介した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真は「CNSPHOTO」提供)
中国メディアの新京報は12月28日、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領が北京で開催されたAPEC期間中に中国高速鉄道に乗車したことを伝えつつ、Rahardjo Soegeng駐中国インドネシア大使への取材を通じ、ジョコ・ウィドド大統領が中国の高速鉄道に関心を示していると報じた。(イメージ写真は「CNSPHOTO」提供)
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2014-12-29 13:00