三井住友信託銀行、ラップ型運用商品「ラップセレクション」残高が1兆円突破
三井住友信託銀行は2014年12月29日、同社の「ラップセレクション」の残高が2007年の取扱い開始以来、初めて1兆円を超えたと発表した。企業年金運用で培ってきたノウハウを活かし、「長期」「分散」「安定」をキーワードに、“信託銀行らしいラップ型運用商品”として、ファンドラップおよびSMA等の「ラップセレクション」各商品を提供している。
「ラップセレクション」の商品ラインアップは、退職世代向けの投資一任運用商品として「ラップ口座(SMA)」(取扱い開始:2007年2月)、「ラップ口座(ファンドラップ)」(同:2007年11月)。現役世代やNISA(少額投資非課税制度)向けの投資信託商品「コア投資戦略ファンド(安定型)/(成長型)」(同:2012年8月)、「コア投資戦略ファンド(切替型)」(同:2014年1月)。何らかの保障をという顧客向け個人年金保険「ラップライフ」(同:2013年10月)。
ラップ口座は、商品導入後も最低投資金額の引き下げ(ファンドラップを1000万円から500万円)、長期契約者の報酬割引き(ファンドラップ・SMAの契約期間2年超で固定報酬率を30%割引)、無料でガン・介護保険を付帯する日本初のサービス「人生安心パッケージ」の開発等に取り組んできた。また、現役世代やNISA口座での投資を考える顧客向けの投資信託「コア投資戦略ファンド」、個人年金保険「ラップライフ」の提供を始める等、「ラップセレクション」の商品性改良・サービス拡充を図ってきた。
三井住友信託銀行では、「今後も資産運用におけるお客さまのお悩みを解消し、ライフサイクルに応じた“安心”をご提供していけるよう努めてまいります」としている。(編集担当:徳永浩)
三井住友信託銀行は2014年12月29日、同社の「ラップセレクション」の残高が2007年の取扱い開始以来、初めて1兆円を超えたと発表した。
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2014-12-29 13:30