金大幅高 中国の景気刺激策を追加する観測が広がり

 先週金曜日のスポット金は2週間ぶりの大幅高となった。中国が市中銀行に対し一部預金の支払準備を一時免除する方針を固めたことを受け、景気刺激策を追加するとの観測が広がり、インフレヘッジ手段として、金の需要が高まった。スポット金は1176.41から20ドルあまり上昇し、一時日中高値1198.97を付けた。その後利食い売りより上げ幅がやや縮小し、1195.23で引けた。  先週末のWTI原油は下落で引けた。石油輸出国機構(OPEC)が減産圧力に屈しないとの見方から、世界的な供給超過がさらに進むとの懸念が広がっている。 また、米エネルギー情報局(EIA)が24日発表した原油在庫統計は、前週比730万バレルの増加となったことも原油相場を圧迫した。(情報提供:東岳証券株式会社)
先週金曜日のスポット金は2週間ぶりの大幅高となった。中国が市中銀行に対し一部預金の支払準備を一時免除する方針を固めたことを受け、景気刺激策を追加するとの観測が広がり、インフレヘッジ手段として、金の需要が高まった。
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2014-12-29 19:15