日経平均は27円安で寄り付く、手じまい売り優勢で小幅安スタート
大納会となる30日の日経平均株価は前日比27円72銭安の1万7702円12銭で寄り付いた。前日のNYダウが下落したことを受けて、年末年始の休場を前に手じまい売りが優勢となった。ただ、朝方の時点で下値は限定的となっている。
業種別では、野村ホールディングス <8604> など証券株の上値が重く、アコム <8572> などノンバンク株も軟調。富士重工業 <7270> など自動車株、シチズンホールディングス <7762> など精密機器株も弱含みで推移している。個別では、前日急伸した一正蒲鉾 <2904> 、ツカモトコーポレーション <8025> などは利益確定売りに押された。
半面、独BMWに炭素繊維を供給と報じられた東レ <3402> が上昇した。15年2月期第3四半期で2ケタ増益の一六堂 <3366> も物色され、第3四半期の営業利益が通期計画を上回ったアダストリアホールディングス <2685> も急伸している。(編集担当:宮川子平)
大納会となる30日の日経平均株価は前日比27円72銭安の1万7702円12銭で寄り付いた。
japan,economic
2014-12-30 09:15