セキドが15年2月期予想を下方修正、一転赤字・期末無配へ

 セキド <9878> は12月30日引け後、15年2月期業績予想の下方修正を発表した。  売上高を従来予想の110億円から103億円(前期比13.5%減)、最終損益を同5000万円の黒字から7億円の赤字(前期は1億700万円の黒字)に引き下げ、赤字転落となる見通し。期末一括配当は従来予想の1円から無配(前期実績1円)へと見直した。  15年第3四半期業績は、売上高66億7300万円(前年同期比19.0%減)、最終損失4億4800万円(前年同期は1億8500万円の赤字)で着地。消費増税による需要低下の長期化が影響した。主力のファッション事業では今後、免税販売が強みのラオックスとの業務提携を通じて、海外観光客によるインバウンド需要を取り込み、収益力の改善に取り組むとしている。  30日終値は3円高(2.10%高)の146円。(編集担当:松浦直角)
セキドは12月30日引け後、15年2月期業績予想の下方修正を発表した。
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2014-12-31 10:00