サムスンの「Tizen」搭載テレビ・・・「市場導入後の反応に要注目」=中国メディア

中国メディアの投影時代は4日、韓国のサムスン電子などが中心となって開発が行われたオペレーションシステム(OS)「Tizen(タイゼン)」について、15年に発売するすべてのスマートテレビにタイゼンを搭載する計画も発表しており、要注目だと報じた。
記事は、まず現在のスマートデバイスについて「スマートフォンであろうとスマートテレビであろうと、ほとんどすべての製品がAndroid(アンドロイド)を搭載している」と指摘し、各メーカーはアンドロイドを自社製品向けにカスタマイズしていると紹介した。
続けて、サムスンが中心となって進められてきたOSであるタイゼンについて、2012年2月に正式に発表された際、モトローラ、NECなどによるOS「リモ・ファウンデーション」とインテルやノキアによるOS「MeeGo(ミーゴ)」が統合されたOSということで「将来性のあるOS」と見なされていたことを紹介。
さらに、サムスンにとってタイゼンの最大の利点は「スマホやタブレット、パソコン、スマートテレビ、車載インフォテイメントなどさまざまなデバイスを1つに統合することができる点」と指摘。また、サムスンが14年6月にすでにタイゼン搭載のスマートテレビを発表していることを挙げ、「サムスンは15年に発売するすべてのスマートテレビにタイゼンを搭載する計画も発表している」と紹介した。
続けて記事は、サムスンのスマートテレビは番組を直接、スマートデバイスに送信することが可能だとし、「ユーザーはテレビの電源をオフにしたままでも番組をデバイス経由で試聴することが可能になるかも知れない」と論じた。
さらに15年のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)でサムスンがタイゼン搭載のスマートテレビを展示する可能性があることを紹介したうえで、「市場投入後の反応に要注目」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) Kobby Dagan /123RF.COM)
中国メディアの投影時代は4日、韓国のサムスン電子などが中心となって開発が行われたオペレーションシステム(OS)「Tizen(タイゼン)」について、15年に発売するすべてのスマートテレビにタイゼンを搭載する計画も発表しており、要注目だと報じた。(イメージ写真提供:(C) Kobby Dagan /123RF.COM)
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2015-01-05 19:45