日経平均は307円安で寄り付く、原油安にギリシャ懸念でリスク回避

 6日の日経平均株価は前日比307円13銭安の1万7101円58銭で寄り付いた。米国株の急落や円の上昇を嫌気した売りが先行した。原油安に加え、ギリシャのユーロ離脱懸念でリスクオフの動きが出やすかったようだ。  個別では、NY原油価格の下落を背景に、国際石油開発帝石 <1605> 、石油資源開発 <1662> など資源開発株が軟調に推移している。15年3月期の純利益予想を下方修正した黒崎播磨 <5352> も売られている。12月度の売上高が既存店で20.8%減となったジェイアイエヌ <3046> も安い。  半面、12月度の既存店で増収を確保した薬王堂 <3385> は買われている。自社株買いを発表したくろがねや <9855> も堅調。子会社と医療コンサルとの業務提携を発表したメディビックグループ <2369> も急伸した。(編集担当:宮川子平)
6日の日経平均株価は前日比307円13銭安の1万7101円58銭で寄り付いた。
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2015-01-06 09:15