夢展望は積極投資を経て中期飛躍を目指す、実態再評価へ

  夢展望 <3185> (東マ)は再評価へのトレンド転換が有力だ。前2013年9月期業績は、売上げ67億6400万円(前々期比9.1%増)、営業利益1億6700万円」(同3.6%増)と順調な収益を確保した。   しかし、提示された2014年9月期の見通しは、売上は83億5600万円と前期比23%増と大幅に伸びるが、営業利益は1億1800万円と同29.7%の大幅減益という厳しいもの。この数字が額面通り受け取られ株価は調整を強いられているが、実態は今期の大幅減益は先の飛躍へのしゃがみこみ。そうした実態への認識が深まるにつれ、株価は大きく見直されていく方向が予想される。   同社は10代後半から20代前半の女性を主なターゲットに衣料品などファッション関連商品をネットで販売。安価で流行を取り入れた衣料品等を提供している。しかし、ターゲット層が限られていることで今後年齢層を拡大していく。まず、顧客のニーズをリサーチして現状のブランドと被らない年齢層や価格帯の新規ブランドや雑貨に特化したブランドなどを複数開発する。インポートブランド、人気の雑貨カテゴリーや外部アパレル会社との協業ブランドも積極的に開発しマルチブランド戦略を拡大する。現在の5ブランドを3年後には15程度に増やす計画だ。   また、EC、実店舗、イベント販売、催事販売、TV通販、雑誌通販、SNSといった顧客接点となる媒体やチャネルを統合して顧客の欲しいものを欲しいときに欲しい場所で購入できるオムニチャネル(販路拡大)を強化する。   今9月期から3カ年の新中期経営計画のスタートを切ったが、プランを着実に実行することにより、ひとまず3年後に売上げ130億円と前期の67億6400万円からの飛躍を目指す。その先では売上げ1000億円台乗せをイメージしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
夢展望<3185>(東マ)は再評価へのトレンド転換が有力だ。前2013年9月期業績は、売上げ67億6400万円(前々期比9.1%増)、営業利益1億6700万円」(同3.6%増)と順調な収益を確保した。
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2014-01-21 13:00