昨年は苦戦ながら今後の挽回が期待されている銘柄は=金山敏之

 2015年の新年相場の取引も昨日から始まりましたが、2014年の株式市場を振り返ってみると10月末の予想外の日銀の追加の金融緩和を受けて上げ足を速めた日経平均は昨年7%余りの上昇となりました。しかし、こうしたなかで苦戦した銘柄もみられます。そこで今回はそうしたものなかから今後の挽回が期待されている銘柄をピックアップしてみました。  具体的には昨年1年間の株価の下落率が2割以上のTOPIX500採用の銘柄で、目標株価コンセンサスが昨年末の株価を10%以上上回るものを取り上げてみました。そのなかで目標株価コンセンサスと株価のかい離が大きいのがソフトバンク <9984> で、目標株価コンセンサスが昨年末株価を4割近く上回っています。また、原油価格の下落を受けて株価が調整色を強めている千代田化工建設 <6366> や日揮 <1963> も株価と目標株価コンセンサスのかい離が大きくなっています。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
2015年の新年相場の取引も昨日から始まりましたが、2014年の株式市場を振り返ってみると10月末の予想外の日銀の追加の金融緩和を受けて上げ足を速めた日経平均は昨年7%余りの上昇となりました。しかし、こうしたなかで苦戦した銘柄もみられます。そこで今回はそうしたものなかから今後の挽回が期待されている銘柄をピックアップしてみました。
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2015-01-06 18:00