中国人が訪れたい国・・・「もっとも人気が高かった国」は日本!=中国メディア

 中国メディアの新浪財経は6日、米国の大手旅行情報サイト「Travelzoo(トラベルズー)」が実施した調査の結果、中国人が訪れたい国としてもっとも人気が高かった国は日本だったと伝えた。  記事は、トラベルズーが約4300人の旅行愛好家を対象に調査を実施し、44の目的地のなかからもっとも訪れたい目的地5カ所を選んでもらったところ、中国の調査対象者の39.6%が「もっとも訪れたい国は日本」と回答したことを紹介。同割合は14年調査の29.2%より高くなったとし、円安も背景にあるのではないかと論じた。  さらにトラベルズーの中国代表を務める洪維氏による発言として、日本と中国が政治的に緊張関係にあったことで中国人は日本旅行を避けてきたが、日中関係に落ち着きが見られることで「抑圧されてきた中国人の日本旅行に対する需要が一気に顕在化している」との見方を示した。  また記事は、米国も中国人にとって人気の渡航先だと紹介し、「米国を第一の選択肢として選んだ中国人の割合は14年の28.9%から今年は31.4%に上昇した」と伝えた。その背景には、米中政府が14年11月から相互にビジネスビザおよび観光ビザの有効期限を延長したことがあるという。  一方、中国人観光客にとって香港やマレーシア、フィリピンなどの人気が落ち込みつつあるとし、その原因としてインドネシア沖でエアアジア機が墜落した事故の影響もあると論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの新浪財経は6日、米国の大手旅行情報サイト「トラベルズー」が実施した調査の結果、中国人が訪れたい国としてもっとも人気が高かった国は日本だったと伝えた。(イメージ写真提供:123RF)
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2015-01-07 10:30