中国の注射が全然痛くない理由 気づいたら血を抜かれてたレベル

健康診断を嫌遠する理由に「注射が嫌だから」という理由があります。そう答えるのは別に小学生や中学生といった子供達の話ではありません。立派な大人が健康診断を嫌がる理由の上位に、今もって「注射が痛くて怖い」という理由が君臨しているといいますから、少々驚いてしまいます。
■看護師さんの注射技術は日本より高い
日本でもしも注射が嫌いで健康診断を嫌っているのなら、中国で暮らしている間、もしくは1週間ほど出張で滞在している間に、中国の病院で血液検査だけでも受けてしまうのは良い方法だと思います。
「冗談だろう?」と言われる方がいるかもしれませんが、上海、北京、広州等の大都市部の病院であれば、衛生的にも設備的にも(日本には負けますが)問題が出るようなレベルではありません。
何より注射担当の看護師さんは養鶏場の鶏に予防注射をするがごとくマシンガンのように注射を刺す作業をしていますので、日本の看護師さんのように「血管の位置がどう」とか、「ごめんなさい、挿し直します」などと言った事は絶対に起こしません。
注射をこなしている数の絶対数が圧倒的に多いのです。ということで、蚊に刺されたがごとく、「気づいたら血が抜かれていた」というのが普通です。注射がどうしても苦手だという人には冗談抜きにオススメです。
■気になる費用や言葉の問題は?
パスポートがあれば外国人でもローカルの病院にかかる事はできますし、費用も保険は効きませんが、高くありません。日本で血液検査を保険診療で受けた場合と同じか、それよりも安い位です。
言葉の問題はありますが、中国語ができる友達か会社の同僚にでもちょっと同席してもらえば済みますのでハードルは意外に高くありません。
検査結果は当然中国語で来ますが、検査項目はインターネット上で参照すれば日本と同じ項目を見つける事ができます。筆者の場合、その結果に簡単な翻訳をつけて日本の主治医さんに診てもらっていますが、「健康体で問題ないですね」と興味深そうに中国の血液検査の結果表を見てもらっています。
大都市には日系の病院もあるにはありますが、注射の技術はあくまで「日本レベル」。「世界には全然痛くない注射をしてくれる看護師がいる国もある」という事は知識として覚えておいても悪くはないのでしょうか。(執筆者:高橋 亮 提供:中国ビジネスヘッドライン)
健康診断を嫌遠する理由に「注射が嫌だから」という理由があります。そう答えるのは別に小学生や中学生といった子供達の話ではありません。立派な大人が健康診断を嫌がる理由の上位に、今もって「注射が痛くて怖い」という理由が君臨しているといいますから、少々驚いてしまいます。
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2015-01-07 11:15