【本日注目の通貨ペア】ユーロ/米ドル:欧米指標で一段安の可能性
ユーロ/ドルは今週に入り、1.20ドルをはっきりと割り込み、本日の早朝には1.18563ドルと、2006年2月以来の安値水準まで下げた。ユーロ圏は追加緩和睨み、米国は利上げ時期を伺う状況で、ユーロ/ドルの下落基調は当面続くと見られる。きっかけさえあれば、一段と下値を切り下げる動きになるだろう。
本日は、欧州・米国共に経済イベントが多い。欧州については、独11月小売売上高指数や独12月雇用統計が市場予想よりも弱かったり、ユーロ圏12月消費者物価指数(CPI)・速報が市場予想を下回る上昇率となれば、欧州中銀(ECB)の1月緩和期待を高めるような形でユーロ売りが強まるだろう。
また、米国については、強めの経済指標や、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録において楽観的な見方が強調されていた場合、早期利上げ期待を背景とするドル買いが強めに出るものと考えられる。ユーロ安・ドル高を助長する材料に偏れば、1.18ドル割れもあり得るだろう。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ユーロ/ドルは今週に入り、1.20ドルをはっきりと割り込み、本日の早朝には1.18563ドルと、2006年2月以来の安値水準まで下げた。ユーロ圏は追加緩和睨み、米国は利上げ時期を伺う状況で、ユーロ/ドルの下落基調は当面続くと見られる。きっかけさえあれば、一段と下値を切り下げる動きになるだろう。
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2015-01-07 18:00