中国高速鉄道の強みは 「技術・安全性・コスパ」=中国メディア

中国メディアの中国経済網は5日、2014年は中国高速鉄道にとって大きな意義のある1年になったと伝え、「数年間にわたって育てられた高速鉄道はまるで母親から独り立ちした子どものようだ」と報じた。
記事は、中国の高速鉄道技術が「成熟」したかどうかは李克強首相の言葉に耳を傾ければ分かるとし、李克強首相が「高速鉄道の売り込みに対し、やる気にあふれている」と述べたことを紹介。李克強首相が13年から自信を持って世界中に高速鉄道を売り込んでいることを紹介した。
続けて、李克強首相の中国高速鉄道に対する自信は「技術の先進性」、「安全性と信頼性の高さ」、「コストパフォーマンスの高さ」という3点の強みに集約されるとし、さらに中国は高速鉄道の運用経験も豊富であると胸を張った。
さらに「中国が喜ぶべき点」は中国の鉄道技術が世界に受け入れられつつある点だとし、アルゼンチンやタイでの受注のほか、トルコでの高速鉄道が竣工したことを指摘し、「中国の鉄道は建設から運用・管理にいたるまで世界各地に広がっている」と論じた。
また記事は、中国の高速鉄道車両は今なお正式な輸出は決まっていないとしながらも、「技術には問題ない」と主張。鉄道の輸出は経済や政治などさまざまな要因がかかわるとしつつ、「信頼性の高い技術的優位のもと、中国高速鉄道が本格的に輸出されるようになるまでもう少しの辛抱だ」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) Ping Han/123RF.COM)
中国メディアの中国経済網は5日、2014年は中国高速鉄道にとって大きな意義のある1年になったと伝え、「数年間にわたって育てられた高速鉄道はまるで母親から独り立ちした子どものようだ」と報じた。(イメージ写真提供:(C) Ping Han/123RF.COM)
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2015-01-08 09:30