エヌピーシー、中間期利益予想を上方修正、通期予想は取り下げ「未定」に変更
エヌ・ピー・シー <6255> が8日引け後、15年2月中間期業績予想の修正を発表。売上高は78億9500万円から62億6500万円(前年同期比13.7%減)に引き下げたが、営業利益を1億6600万円から3億2400万円(同2.4倍)に上積みした。
工場の稼働率が高い水準を維持しているほか、費用や原価の削減が進んでおり、利益率が計画以上に改善するほか、前々期および前期に貸倒引当金として処理していた債権の一部を回収できた。なお、売上高は受託加工事業で客先都合による製造委託期間内の数量改定があったことで計画に届かない見通しになったが、損失補償金を特別利益として計上する予定で利益予想に大きな影響は与えないという。
一方、当初の計画では見込んでいなかった下期の受託加工事業における案件が進んでいるとして、通期業績予想は「未定」に変更している。従来は売上高113億5700万円、営業利益2億5500万円を計画していた。1月末までに改めて開示する予定という。
8日終値は7円高の225円。(編集担当:宮川子平)
エヌ・ピー・シー(6255)が8日引け後、15年2月中間期業績予想の修正を発表した。
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2015-01-09 06:15