中国がタイの鉄道路線を建設・・・「韓国と日本が不満を示す」

 中国メディアの参考消息は7日、タイ紙バンコク・ポストの報道を引用し、中国とタイがタイ国内の鉄道路線建設で覚書を交わしたことに韓国が不満を示していると伝えた。  記事は、バンコク・ポストの6日付報道を引用し、タイのプラユット暫定首相が2014年末に韓国を訪問した際、韓国にタイの鉄道プロジェクトへ投資するよう協議したと伝え、韓国政府の関係者から「韓国と協議していながら中国と鉄道建設で覚書を交わしたのはなぜか」との不満の声があがったと紹介した。  続けて、韓国側の不満に対し、タイ副首相が「中国と交わした覚書は前政府が同意した内容に基づくもので、現政府も同意内容を履行する責任がある」と韓国側に回答したことを紹介。  一方で、タイは鉄道プロジェクトをさらに推し進める計画で、「韓国には今なお機会が残されており、韓国の入札を歓迎する」と述べたと紹介した。  また記事は、タイ交通部の関係者の発言として、タイと中国が覚書を交わして以降、韓国だけでなく日本も不満を示し、タイに対して中国と同様の覚書を交わすよう求めてきたと伝え、「タイは原則としてターク・ムクダハン複線電化路線の建設の権利を日本に与える方針だったが、日本で衆議院が解散されたことで協議が停滞した」と報じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの参考消息は7日、タイ紙バンコク・ポストの報道を引用し、中国とタイがタイ国内の鉄道路線建設で覚書を交わしたことに韓国が不満を示していると伝えた。(イメージ写真提供:123RF)
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2015-01-08 16:15