【銘柄フラッシュ】第一工業製薬やネクシィーズが急伸し木村化工機はストップ高

  21日は、明日の日銀総裁会見を前に後場、円安基調が一服。NEC <6701> がグループ企業のネットプロバイダー「ビッグローブ」を売却との観測報道を受けて一時3.7%高となったものの終盤は伸び悩み、ミニバンを全面改良しハイブリッド車も用意と発表したトヨタ自動車 <7203> も13時過ぎに123円高まで上げながら大引けは94円高とダレ模様。   一方、任天堂 <7974> は業績予想の赤字転換を悪材料に昨日一時18.4%安と急落したものの持ち直したため、30日発表の事業計画に期待があり昨日の安値を割らずに売買交錯を続け2.4%安。製紙用薬品の大手・星光PMC <4963> は新素材などを材料に2日連続ストップ高の15.6%高。ドワンゴ <3715> が6.5%高、パイプドビッツ <3831> (東マ)は7.7%高、ムサシ <7521> (JQS)は1.5%高ながら戻り高値など、選挙関連株の動意活発。   このところ脱・原発を思惑材料に連日高の省電舎 <1711> (東マ)やエナリス <6079> (東マ)が前場は大幅続伸も後場は一転軟調となり、各々3.9%安、5.9%安。一方、原発関連の木村化工機 <6378> が16.5%ストップ高、東亜バルブエンジニアリング <6466> (東2)も急伸し6.3%ストップ高。物色動向に変化の様子。   東証1部の値上がり率1位は第一工業製薬 <4461> (東1)の23.5%高となり、本日ストップ高となった前出・星光PMCのセルロースナノファイバーに対し一工薬のセルロース水溶性高分子材料を材料視する様子があるようで一気に2011年以来の300円台、2位はネクシィーズ <4346> の19.0%高となりネット接続事業をもつためNECがグループ企業のネットプロバイダー「ビッグローブ」を売却との観測報道を思惑材料視、3位は前出・木村化工機 <6378> が16.5%ストップ高だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
21日は、明日の日銀総裁会見を前に後場、円安基調が一服。NECがグループ企業のネットプロバイダー「ビッグローブ」を売却との観測報道を受けて一時3.7%高となったものの終盤は伸び悩み・・・。
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2014-01-21 16:30