テラが続急伸、樹状細胞ワクチン「バクセル」の局所再発胃がんに対する症例報告
テラ <2191> が続急伸し、午前9時18分に268円高(18.71%高)の1700円を付けた。樹状細胞ワクチン「バクセル」の局所再発胃がんに対する症例報告が、英国学術誌「ワールドジャーナル・オブ・サージカルオンコロジー」に掲載されたと8日に発表した。
高度な肺気腫により根治手術ができず、内視鏡的粘膜切除術も当時の基準で適用外と判断された症例で、WT1ペプチド等を用いた樹状細胞ワクチン「バクセル」の内視鏡を用いた腫瘍内局所投与が計7回行われた。最終投与から1カ月後に腫瘍が縮小。組織生検の結果ではがん細胞の消失が確認され、その後、完全に消失した状態が30カ月間続いたという。
樹状細胞ワクチン「バクセル」はがん治療用の再生医療等製品として薬事承認の取得を目指している。(編集担当:宮川子平)
テラが続急伸し、午前9時18分に268円高(18.71%高)の1700円を付けた。
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2015-01-09 09:30