キユーピ-が急落、15年11月期は営業利益見通しが市場予想を下回る
キユーピー <2809> が急落。寄付き直後に156円安(6.93%安)の2094円まで売られた。業績予想の内容が悪材料視されている。また、UBS証券が投資判断を「バイ(買い)」から「ニュートラル(中立)」へ引き下げたことも伝わった。
8日引け後、15年11月期の業績見通しを発表。営業利益は255億円(同4.8%増)で増益を予想したものの、市場予想の264億円を下回る計画となった。
14年11月期の業績は、売上高5534億400万円(同4.3%増)、純利益133億円(同6.4%増)で着地している。利益面では鶏卵相場やエネルギーコスト上昇などの影響を受けたものの、調味料事業や物流システム事業などが好調だった。
また、14年12月1日付でアヲハタと同社子会社エイエフシイがキユーピ-の子会社となったことに伴い、両社が保有するキユーピーの普通株式全てを取得することを決定。発行済み株式数の0.09%に相当する計13万3251株を1月30日付で取得する。取得総額は上限3億3300万円。(編集担当:松浦直角)
キユーピーが急落。
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2015-01-09 09:45