三協立山が急落、15年5月期の業績予想を下方修正
三協立山 <5932> が急落。午後1時15分に127円安(5.78%安)の2069円まで売られた。9日午後1時に業績予想を下方修正したことを嫌気している。
15年5月期の業績予想は、売上高は従来予想の3000億円(前期比1.6%増)を維持したものの、営業利益を従来予想の150億円から105億円(同36.8%減)へ修正するなど、利益項目を全て引き下げた。消費増税前の駆け込み需要の反動で、建材市場が想定以上に悪化していることや、輸入原材料の高騰などが要因。
14年11月中間期の業績は、売上高1428億3900万円(前年同期比1.1%増)、営業利益66億7000万円(同12%減)で着地。建材事業では、新設住宅着工戸数の減少やアルミ地金価格の上昇が業績を下押しした。
また、タイ国内でアルミビレットの製造、抽出・加工を行う「タイ・メタル・アルミニウム」の子会社化を決定。ASEAN地域における事業領域拡大を狙う。株式の取得総額は約100億円としている。(編集担当:松浦直角)
三協立山が急落。
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2015-01-09 14:00