米国の高速鉄道建設 「第一期工事の完成は14年後」の報道に・・・「中国の技術なら10年」なる中国ネット民の声も

 香港メディアの鳳凰網はこのほど、米カリフォルニア州の都市フレズノで高速鉄道建設工事の起工式が6日に行われたことを紹介、カルフォルニア州の高速鉄道計画が新しい段階に突入したことを示すと報じた。  記事は、起工式にはカリフォルニア州のジェリー・ブラウン州知事をはじめとする関係者が出席し、鉄道レールにサインを行ったことを紹介、総工費680億米ドル(約8兆1342億円)の建設工事は14年後に第一期工事が完成する計画だと伝えた。  さらに、カリフォルニアの高速鉄道は最高時速350キロの計画で、完成すればサンフランシスコとロサンゼルスを3時間未満でつなぐことになると紹介。続けて、カリフォルニア州の計画では今後、高速鉄道をカルフォルニア州の都市であるサクラメントやサンディエゴまで延伸する可能性があるとし、中国の鉄道車両メーカーである中国南車や中国北車をはじめとする10数社がプロジェクトへの入札を計画していると伝えた。  米国でついに高速鉄道の建設が始まることについて、中国のネット上では建設期間の長さに着目したコメントが多く寄せられていた。カリフォルニア州の高速鉄道第一期工事が14年後に完成する計画であることに対し、中国の簡易投稿サイト・微博(ウェイボー)では「14年もかかるのか?米国人の仕事は遅いな」、「14年後には空飛ぶ自動車とかが登場してるんじゃないのか?」といった声が寄せられた。  また、「中国の技術なら10年で全米に鉄道を建設できるのに」、「中国なら5年もあれば完成するぞ。ただ耐用年数は20年くらいだけど。米国なら100年くらいは使えそうだな」といった意見も多く、全体的には「建設期間が長引けば技術そのものが時代遅れになるのでは?」という疑問の声が多かった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
香港メディアの鳳凰網はこのほど、米カリフォルニア州の都市フレズノで高速鉄道建設工事の起工式が6日に行われたことを紹介、カルフォルニア州の高速鉄道計画が新しい段階に突入したことを示すと報じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2015-01-09 21:00