日経平均は226円安で寄り付く、連休中の米国株安を嫌気
3連休明け13日の日経平均株価は前週末比226円85銭安の1万6970円88銭で寄り付いたあと、下げ幅を一時300円超に拡大した。日本市場が連休中に米国株が続落したことから、日経平均も大幅安でスタート。ドル・円の下落も重しになっている。なお、前週末に発表された米14年12月雇用統計は非農業者部門雇用者数が前月比25万2000人増と市場予想を上回ったものの、賃金が低下した。
個別では、公募増資などを発表したデリカフーズ <3392> が売り気配スタート。15年2月期第3四半期で営業益47.9%減のイオン <8267> も下落している。第3四半期で最終減益だったセブン&アイ・ホールディングス <3382> も軟調。14年12月度の既存店売上高が21%減となった日本マクドナルドホールディングス <2702> もさえない。14年11月中間期で赤字幅が拡大したアウンコンサルティング <2459> も売られている。
半面、ANAホールディングス <9202> との資本提携などが報じられたスカイマーク <9204> は買われている。15年2月期第3四半期で最終黒字を確保した大和 <8247> も堅調。外資系証券による投資判断の引き上げが観測されたきんでん <1944> も高い。株式分割を発表した大和コンピューター <3816> もしっかり。(編集担当:宮川子平)
3連休明け13日の日経平均株価は前週末比226円85銭安の1万6970円88銭で寄り付いたあと、下げ幅を一時300円超に拡大した。
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2015-01-13 09:15