7&iHDは反落、第3四半期は最高益も市場予想を下回る

 セブン&アイ・ホールディングス <3382> が4営業日ぶりに反落。午後1時11分に165円安(3.78%安)の4201.5円まで売られている。9日引け後の業績発表が嫌気された。  第3四半期(累計)は売上高が4兆5017億5100万円(前年同期比7.5%増)と増収。営業利益は2494億5500万円(同0.1%増)となり、同期間として過去最高を記録した。ただし、2550億円前後とされていた市場予想は下回った。  同期間は、消費増税や天候不順などで消費環境が変化するなか、高付加価値商品の開発や地域特性に合わせた品揃えの強化などに注力。プライベートブランドやグループ各社のオリジナル商品において、新商品の開発や既存商品のリニューアルによる品質の向上に取り組んだ。また、グループ横断的な取り組みとしてオムニチャネル戦略も進めている。  15年2月期の業績予想は従来予想を据え置いた。(編集担当:松浦直角)
セブン&アイ・ホールディングスが4営業日ぶりに反落。
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2015-01-13 13:15