日経平均は110円安で取引終了、一時1万7000円割れも下げ幅やや縮小

 13日の日経平均株価は前週末比110円02銭安の1万7087円71銭と4営業日ぶりに反発して取引を終えた。連休中の米国株安を嫌気した売りが先行。日経平均は1万7000円を割り込み、下げ幅を一時370円近くまで拡大した。午後からドル・円が持ち直しの動きを見せたため、日経平均は下げ幅を縮小したものの、戻りは限定的だった。  個別では、公募増資などを発表したデリカフーズ <3392> が急落した。15年2月期第3四半期で営業益2ケタ減のイオン <8267> も売られ、第3四半期の決算が市場コンセンサスを下回ったセブン&アイ・ホールディングス <3382> も軟調推移となった。14年11月中間期で赤字転落のサイバーステップ <3810> や、中間期で赤字幅が拡大したアウンコンサルティング <2459> も安い。  半面、外資系証券による投資判断の引き上げが観測されたアルプス電気 <6770> やジャパンディスプレイ(JDI) <6740> などは買いわれた。15年2月期業績予想を上方修正したディップ <2379> も堅調。15年11月期で2ケタ増益を計画したOSG <6136> も買いが優勢となった。15年2月期業績予想を上方修正したローツェ <6323> はストップ高。(編集担当:宮川子平)
13日の日経平均株価は前週末比110円02銭安の1万7087円71銭と4営業日ぶりに反発して取引を終えた。
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2015-01-13 15:00