日経平均は46円安スタート、ボルテージ、東京製鉄が買い気配

 22日の日経平均株価終値は、46円95銭安の1万5749円01銭でスタート。  前日のNYダウは44ドル安と反落。為替市場ではドルが104円台前半でのもみ合いが続いている。日経平均は前日に4日ぶり反発となったものの、終盤は伸び悩んでおり、22日も積極的な買いは観測されず、小幅安で寄り付いた。  個別では、来3月期までに国内従業員の4分の1を追加削減する方針とされたルネサスエレクトロニクス <6723> が急落。また、今3月期業績が実質で2割程度の増益になると報じられたHOYA <7741> や、半導体製造装置の好調で業績好調が観測されたディスコ <6146> 、住宅用接着剤メーカーを子会社化すると発表したコニシ <4956> などにも売りが先行している。  一方、12月中間期の最終損益が一転しての黒字予想となったボルテージ <3639> が買い気配スタート。今3月期3Q純利益が5期ぶりの黒字に転じた東京製鉄 <5423> も買い気配となっている。  また、今3月期経常利益が36%増に拡大と報じられた三井金属 <5706> が急伸、インテリア健康事業の営業利益大幅拡大が観測されたフランスベッドホールディングス <7840> も大きく買われている。(編集担当:片岡利文)
22日の日経平均株価終値は、46円95銭安の1万5749円01銭でスタート。
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2014-01-22 09:00