【今夜の注目材料】米長期金利低下、ユーロ相場の波乱材料にも注意

 東京市場のドル/円相場は、一時117.70円台まで軟化したものの、その後は日経平均の下げ幅圧縮を眺めて118.80円台まで切り返す忙しい相場となりました。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。  1/13(火)  17:30※(スウェーデン) 12月消費者物価指数  18:30※(英) 12月消費者物価指数  18:30 (英) 12月生産者物価指数  26:00 (ユーロ圏) ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演  27:00※(米) 10年債入札(210億ドル)  ※は特に注目の材料  米国に関しては大きなイベントはないですが、このところ米長期金利の低下がドルの上値を圧迫しており、10年債入札の結果を受けた長期金利の動向には要注意です。  また、原油価格の動向には金融市場全体が神経質に反応する状態が続きそうです。原油安・株安・米長期金利低下が続けば、ドル/円にも下押し圧力が強まると見られます。  なお、引き続き、ギリシャの総選挙や欧州中銀(ECB)の量的緩和についての思惑はユーロ相場の波乱材料となるでしょう。関連報道には注意が必要と考えられます。ノボトニー・オーストリア中銀総裁の講演内容も、手掛かりになってくることもあり得ます。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京市場のドル/円相場は、一時117.70円台まで軟化したものの、その後は日経平均の下げ幅圧縮を眺めて118.80円台まで切り返す忙しい相場となりました。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。
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2015-01-13 18:00