日経平均は125円安で寄り付く、米株安や円安一服で

 14日の日経平均株価は前日比125円89銭安の1万6961円82銭で寄り付いた。原油価格の下落を背景にリスクオフの動きが強まり、東京市場でも米国株やドル・円の下落を嫌気した売りが先行した。ただ、買い戻しや押し目買いが入り、下げ幅を縮小する場面もみられた。  個別では、15年2月期業績予想の下方修正で赤字幅が拡大したヤマダ・エスバイエル <1919> が急落。15年8月期第1四半期で営業益46%減の三栄建築設計 <3228> が売られ、同じく第1四半期で営業減益だったヒト・コミュニケーションズ <3654> も弱含みで推移している。地熱発電事業の発電開始時期延期を発表したジオネクスト <3777> も軟調。  半面、シート状のリチウム電池を開発した日立マクセル <6810> は買いが先行した。15年2月期の純利益予想を上方修正したリソー教育 <4714> も堅調。15年8月期第1四半期で営業益72%増のビックカメラ <3048> も高い。配当予想の上方修正や自社株買いを発表した東宝 <9602> も物色されている。(編集担当:宮川子平)
14日の日経平均株価は前日比125円89銭安の1万6961円82銭で寄り付いた。
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2015-01-14 09:15