WTI原油先物、一時約6年ぶりの安値に
13日のスポット金は反落した、一時昨年10月23日以来の高値水準となる1トロイオンス=1244.08ドルまで値上げりしたが、その後値を消した。ドル対ユーロが2005年12月以来の高値更新や原油相場が回復する中で、金価格は不安定な動きを示した。
スポット金はアジア時間帯で上昇し、日中高値となる1243.71を付けたが、欧州時間に入り一転下落に転じ、一時1227.08まで売られた。終盤で1230.81で引けた。
13日のWTI原油先物価格は約6年ぶりの安値を付けた。需給バランスの不均衡や、為替市場がドルの上昇を背景に、市場ではリスク回避の動きが強まった。
WTI原油価格は一時44.19ドルまで下落、2009年3月以来5年10カ月ぶりの安値を更新した。アラブ首長国連邦(UAE)のマズルーイ・エネルギー相がこの日、石油輸出国機構(OPEC)は当面減産する計画はないとの姿勢を改めて表明。また、米エネルギー情報局(EIA)も前日、2月のシェールオイル・ガス生産量が過去最高を更新するとの見通しを明らかにした。(情報提供:東岳証券株式会社)
13日のWTI原油先物価格は約6年ぶりの安値を付けた。需給バランスの不均衡や、為替市場がドルの上昇を背景に、市場ではリスク回避の動きが強まった。
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2015-01-14 12:45