日経平均は291円安で取引終了、終盤に一時300円超安の場面も
13日の日経平均株価は前日比291円75銭安の1万6795円96銭と大幅に続落し、終値ベースでは昨年(14年)12月16日以来の安値を付けた。
米国株安などを悪材料視した売りが優勢なった。朝方は下げ幅を縮小する場面もあったが買いの積極性は乏しく、前引けにかけて下値を模索。後場は1万6000円台後半で戻りの鈍い展開が続き、ドル・円が一時117円を割り込むなど円が上昇したこともあり、終盤に日経平均は下げ幅を300円超に拡大した。
業種別では、住友金属鉱山 <5713> など非鉄金属株の下げがきつく、JFEホールディングス <5411> など鉄鋼株も軟調。個別では、15年2月期業績予想を下方修正したヤマダ・エスバイエル <1919> が急落した。会長宅に銃撃と報じられたセガサミーホールディングス <6460> は連日で昨年来高値を更新。15年2月期第3四半期で大幅な増収増益を確保したエスフーズ(SFOODS) <2292> は利益確定売りが優勢となった。
半面、15年8月期第1四半期で営業益65%増のサイゼリヤ <7581> 、同じく第1四半期で営業増益の千代田インテグレ <6915> などが急伸したほか、国内証券による目標株価の引き上げが観測されたコスモス薬品 <3349> や米系証券による投資判断の引き上げが観測されたカネカ <4118> なども高い。(編集担当:宮川子平)
13日の日経平均株価は前日比291円75銭安の1万6795円96銭と大幅に続落し、終値ベースでは昨年(14年)12月16日以来の安値を付けた。
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2015-01-14 15:00