【今夜の注目材料】下げ止まれるか正念場、米小売売上高が鍵を握る

 東京市場のドル/円相場は日経平均が下げ幅を拡大していく中で下値を切り下げ、116円台に突入しました。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。  1/14(水)  17:30※(ユーロ圏) EU司法裁判所によるOMT合法性判断  19:00 (ユーロ圏) 11月鉱工業生産・季調済  20:00 (南ア) 11月実質小売売上高  21:00 (米) JPモルガン・チェース決算  22:00 (米) ウェルズ・ファーゴ決算  22:00 (米) プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁、講演  22:30※(米) 12月小売売上高  23:15※(英) カーニー・BOE総裁議会証言  27:00 (米) 30年債(130億ドル)入札  28:00※(米) 地区連銀経済報告(ベージュブック)  1/15(木)  08:50 (日) 11月機械受注  09:30※(豪) 12月雇用統計  ※は特に注目の材料  ユーロ圏の国債買入(OMT)の合法判断は法的拘束力がないとはいえ、22日の欧州中銀理事会の決定に大きな影響を及ぼす可能性があり、注目です。合法であると判断されれば、ユーロは大きく下落すると考えられます。ただ、欧州株がこれを好感すれば、ユーロ/円は戻りも早そうです。  また、米小売売上高も重要です。本日のドル/円は60日移動平均線前後で下げ止まれるか、正念場にいます。この指標結果がその鍵を握っている可能性があります。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京市場のドル/円相場は日経平均が下げ幅を拡大していく中で下値を切り下げ、116円台に突入しました。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。
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2015-01-14 18:30