アンジェスMは一時急伸、DNA技術を用いたエボラ出血熱抗血清製剤を開発へ
アンジェス MG <4563> が一時大幅反発。寄付き直後に23円高(5.75%高)の423円を付けた。14日引け後にエボラ出血熱に関連する医薬品開発を発表し、材料視された。
同社は、エボラ出血熱対策医薬品として、DNA治療技術を応用した抗血清製剤の開発を国内で開始する。抗血清製剤は、エボラ出血熱ウイルスのタンパク質をコードする「DNAワクチン」を活用して製造。病原ウイルス自体を取り扱わないことから、安全かつ短期間で製造が可能なため、緊急対策が求められるエボラ出血熱治療薬に適しているという。
開発においては、DNAワクチン技術を製造・保有する米Vical社と契約を締結。国内の独占的開発販売権を取得している。15年12月期第1四半期(1-3月)に予備的な試験に着手するという。(編集担当:松浦直角)
アンジェス MGが一時大幅反発。
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2015-01-15 09:30