スカイマークが急反落、ＡＮＡへの出資要請見送りと伝わる

　スカイマーク <9204> が３営業日ぶりに急反落し、午前９時３０分には６０円安（１５．３８％安）の３３０円を付けた。ＡＮＡホールディングス <9202> への出資要請を見送ると１５日付朝日新聞が報じ、先行き不透明感が広がった。 　報道によると、両社の首脳が交渉したが、条件面で折り合わなかった。スカイマークは当面の資金を予備エンジンなどの売却でまかなうほか、追加の資金は国内のファンドから出資を受けるめどがついたとしている。スカイマークは前週末にＡＮＡとの資本提携を検討と報じられ、今週初めには買われていた。 　一方、１５日付読売新聞によると、ＡＮＡと日本航空（ＪＡＬ） <9201> は、羽田空港発着便でのスカイマークとの共同運航を３月下旬から実施する方針を固め、来週にも国土交通省に認可申請するという。（編集担当：宮川子平）