タマホームは昨年来安値、業績および配当予想の下方修正を嫌気

 タマホーム <1419> は続急落し、14年12月25日の昨年来安値を下回った。午前9時50分には61円安(10.28%安)の532円を付けている。14日引け後に発表した15年5月期業績予想の下方修正が嫌気された。株主優待制度の導入や中期経営計画も発表したが、市場の反応は薄い。  今期の売上高を1649億円から1492億7600万円(前期比11.9%減)、営業利益を46億円から22億6900万円(同50.4%減)に減額し、営業減益予想に転じた。消費税率引き上げの影響が想定以上に長期化。再引き上げの延期で下期に見込んでいた駆け込み需要の発生もなくなり、計画達成が困難になったという。期末一括配当も従来予想の20円から10円(前期は26円)に変更した。  中期経営計画では、最終年度の18年5月期で売上高2000億円超、営業利益率3.5%、ROE15%などを目標に掲げた。(編集担当:宮川子平)
タマホームは続急落し、14年12月25日の昨年来安値を下回った。
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2015-01-15 10:15