「サムスンにとって大きな勝利」と韓国メディア  「Apple Watch」のチップ生産受注=中国メディア

 中国メディアの騰訊科技は11日、米メディアのBusiness Insiderの報道を引用し、韓国のサムスン電子が米アップルのスマートウォッチ「Apple Watch」に搭載される「S1」チップのサプライヤーになったことが分かったと報じた。  記事は、韓国メディアが2014年11月に「サムスンは15年から『iPhone』および『iPad』に搭載されるチップのサプライヤーになる」と報じていたことを紹介したうえで、サムスンが「Apple Watch」に搭載されるチップも生産するということは「サムスンにとって大きな勝利を意味する」と報じた。  さらに、「Apple Watch」は間違いなく2015年のヒット商品になるに違いないとしたうえで、「ヒットするに違いない商品に搭載されるチップを生産できるということは大きな勝利なのだ」と論じた。  続けて記事は、「Apple Watch」がいつ発売になるかは正式に決まっていないとしながらも、「15年3月に発売するという一部報道もある」と紹介、さらにアップルがすでにスタッフに「Apple Watch」の販売に向けたトレーニングを開始しているとの報道もあると伝えた。  サムスンが「Apple Watch」のチップを製造するとの報道に対し、中国の簡易投稿サイト・微博(ウェイボー)では台湾の受託生産最大手TSMCが失注したことを悔しがる声や、「Apple Watchのチップは世界の半導体メーカーにとって大きな影響を及ぼす存在だ。サムスンが受注したことでTSMCとの競争にも大きな影響が出そうだ」などの指摘も見られた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) adrianhancu /123RF.COM)
中国メディアの騰訊科技は11日、米メディアのBusiness Insiderの報道を引用し、韓国のサムスン電子が米アップルのスマートウォッチ「Apple Watch」に搭載される「S1」チップのサプライヤーになったことが分かったと報じた。(イメージ写真提供:(C) adrianhancu /123RF.COM)
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2015-01-15 16:15