マーケットが最高益を期待し強気の評価が多い銘柄は＝金山敏之

　日東電工 <6988> の２０１５年３月期の営業利益が会社予想の８８０億円を上回り１０００億円強に達する見通しで、２００６年３月期以来９年ぶりに過去最高を更新する見込みと昨日の日本経済新聞では伝えています。そうしたなか昨日の投資のヒントでは日東電工のように会社予想は最高益に届かないものの、コンセンサス予想がこれまでの最高益を上回る水準でマーケットが最高益更新を期待している銘柄をピックアップしました。 　今回は昨日に取り上げたこうした銘柄のレーティング分布をチェックしてみました。そのなかからは強気（　強気とやや強気の割合）評価の割合が５割を超えるものを幾つかみつけることができますが、そのなかでも強気の割合が高いのが三菱ＵＦＪリース <8593> とアルプス電気 <6770> で、三菱ＵＦＪリースで強気が８割強、アルプス電気で８割弱となっています。（執筆者：金山敏之　マネックス証券シニア・マーケットアナリスト　編集担当：サーチナ・メディア事業部）