GTSは急反発、スズケン子会社と共同開発契約を締結

 ジーンテクノサイエンス(GTS) <4584> は4営業日ぶりに急反発。午前9時52分には428円高(16.02%高)の3100円を付けた。22日早朝、腎性貧血治療薬「ダルベポエチンアルファ」のバイオ後続品に関して、スズケン <9987> 子会社の三和化学研究所と共同開発契約を締結したと発表した。  同日付で、韓国の東亜STが開発するダルベポエチンアルファのバイオ後続品について、日本国内での開発・商業化にかかるライセンス契約を締結しており、GTSと三和化学研究所は、東亜STが製造する本剤の国内での承認取得に向けて共同開発を進める。  本剤の製造承認申請および販売は三和化学研究所が展開するが、GTSは開発費の一部を負担し、上市後にロイヤリティーを受領する。  ダルベポエチンアルファは持続型赤血球造血刺激因子製剤で、保存期慢性腎臓病から透析期までの腎性貧血患者に対して、腎性貧血の症状を改善する。07年から国内で使用されており、年間売上で約600億円の規模という。(編集担当:宮川子平)
ジーンテクノサイエンス(GTS)は4営業日ぶりに急反発。
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2014-01-22 10:15