PR TIMES、プレスリリース配信サービスがUIを一新しバージョンアップ

PR TIMES(東京都港区、代表取締役:山口拓己)が運営するプレスリリース配信サービス「PR TIMES」は、2015年1月16日にUI(ユーザインタフェース)を一新した新バージョンを公開した。企業発表を起点とする情報流通を飛躍的に加速させることを目的に、プレスリリース配信・受信を更に効率化するとともに、企業と個人が直接つながるフォロー機能や、メディア記者の閲覧履歴から親和性の高いネタを表示するハイライト機能など多くの新機能を追加した。また、新バージョンの公開と同時に、スタートアップ企業向けに新たな特典プログラムをスタートした。写真は「PR TIMES」トップページ。
PR TIMES代表取締役の山口拓己氏は、「2007年のサービス開始以来、企業がメディアに情報を伝えるツールであるプレスリリースの配信を、企業がメディアに情報を届けるだけにとどまらず、ステークホルダーや生活者と良好な関係を構築する場をめざしてサービスを運営しています。今回のバージョンアップを通じて、企業発の良いニュースが必然的に社会に広まるような機能を実現したいと考えています」と語っている。
今回追加した全ユーザー向けの「フォロー」機能で、生活者が企業のフォロワーとなり、最新情報をダイレクトにキャッチできるようになった。また、企業と生活者のつながりを可視化し、両者の結びつきを今まで以上に強化できる。
また、プレスリリース配信企業向けの新機能としては、「メディアリストかんたん登録」(企業ジャンルに応じてメディアリストを自動で用意し、リスト作成も直感的に実行できる)、「本文リッチコンテンツ化」(プレスリリース本文にGiflike/slideshare/表の挿入が可能に)、「HTMLメール配信」、「企業公式アカウント連携」、「ソーシャルポストと分析」などを追加。
そして、メディア向けの管理画面には、「ハイライト機能」(閲覧履歴を元に、欲しい情報を自動的にピックアップ)、「タイムライン機能」(受信設定をした企業のリリースを時系列で一覧表示)、「スマートフォンログイン」(スマホ版サイトから会員画面にログイン可能に)などを追加している。
一方、設立年月が24カ月未満で上場企業の子会社でないスタートアップ企業を対象に、「企業フォロワー数が合計50人以上になる」、かつ、「配信後24時間以内に、当該リリースのPR TIMES上のユニークユーザー数が500以上になる」という条件をクリアすると、対象のプレスリリース配信が無料になるという「PR TIMES スタートアップチャレンジ」特典を開始した。「斬新なプロダクト、イノベーティブなサービスなど、世の中に驚きを与えるニュースを一層多く届けたい」という狙いがあるという。
「PR TIMES」は国内上場企業の21.7%が利用しているプレスリリース配信サービス。プレスリリースの月間配信本数は4079本(2014年10月度実績)、月間PV320万超(2014年12月度実績)と、プレスリリース配信シェア、サイト月間PVで、プレスリリース配信サイト国内トップの実績がある。利用企業数は2010年以降、2年ごとに2倍のペースで成長し、2014年8000社の利用企業数を2016年に1万6000社に拡大することをめざしている。(編集担当:風間浩)
PR TIMES(東京都港区、代表取締役:山口拓己)が運営するプレスリリース配信サービス「PR TIMES」が、1月16日にUI(ユーザインタフェース)を一新。
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2015-01-16 11:45