日経平均は136円高で寄り付く、米株高や円高一服で

 19日の日経平均株価は前週末比136円62銭高の1万7000円78銭で寄り付いた。前週末の米国株が上昇したほか、足元で円高が一服したことで日本市場でも買いが先行した。ただ、きょうは米国市場が休場で、朝方の時点で積極性は乏しく、上値は限定的となった。  個別では、15年3月期第3四半期で営業黒字転換と報じられたアドバンテスト <6857> が買い気配スタート。15年1月期業績予想を上方修正したトリケミカル研究所 <4369> も買いを集めている。株主優待制度の導入を発表した東プレ <5975> も上昇している。15年11月期で営業益46%増を計画したくろがね工作所 <7997> も堅調。  半面、15年3月期で最終赤字に転落と報じられたシャープ <6753> は下落している。連日急伸のリアルコム <3856> やエーアイテイー <9381> などは利益確定売りに押された。(編集担当:宮川子平)
19日の日経平均株価は前週末比136円62銭高の1万7000円78銭で寄り付いた。
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2015-01-19 09:15