ファースト住は反落、14年10月期は減益を計画

  ファースト住建 <8917> は3営業日ぶりに反落し、朝方に60円安(4.00%安)の1440円を付けた。今期の減益予想が嫌気された。   13日引け後に14年10月期業績予想を発表。売上高は490億円(前期比0.7%増)を計画したが、営業利益は47億8000万円(同6.7%減)、純利益は28億5000万円(同6.6%減)を見込んだ。また、配当も前期は期末に記念配当3円を上乗せし、年間40円だったが、今期は中間期18円、期末19円の年間37円とした。   住宅ローン減税の拡大などで消費増税の影響も一時的とみているが、消費マインドの冷え込みや、建築コストの上昇などを懸念した。今期は消費増税前の需要増加を取り込めるように2014年3月までに引き渡しできる戸建分譲住宅の供給を推進し、事業エリアの拡大を進め、新規の支店開設も計画している。   13年10月期の売上高は前期比9.0%増の486億4200万円、営業利益は同12.0%増の51億2100万円、純利益は同16.0%増の30億5000万円だった。(編集担当:宮川子平)
ファースト住建は3営業日ぶりに反落し、朝方に60円安(4.00%安)の1440円を付けた。今期の減益予想が嫌気された。
japan,company
2013-12-16 10:15