16日、スポット金は大幅に上昇
先週金曜日(16日)のスポット金は大幅に上昇、1トロイオンス=1275.33ドルで引けた。スイスフランショックによる為替市場の混乱で、逃避先としての金の需要が高まった。金価格は一時、4カ月ぶりの高値となる1281.87まで上昇した。スイスでフランの対ユーロ相場の上限目標が撤廃されたことを受けて、幅広い市場でボラティリティーが高まり、安全資産に資金を移す動きが広がった。
先週金曜日のWTI原油はIEAが生産見通し下方修正を受け、反発した。16日、国際エネルギー機関(IEA)が石油輸出国機構(OPEC)非加盟国による今年の生産見通しを下方修正したことが原油買いを誘った。米石油企業が掘削活動を縮小しているとの民間企業の報告も買い材料となった。NY時間、ロイター・ミシガン大学が発表した1月の消費者景況感指数も原油価格を一段と押し上げた。1月の米消費者信頼感指数(速報値)は98.2と、市場予想の94.1を上回って、11年ぶりの高水準となった。市場では景気の先行きにとって良い兆候とうけとめた。(情報提供:東岳証券株式会社)
先週金曜日(16日)のスポット金は大幅に上昇、1トロイオンス=1275.33ドルで引けた。スイスフランショックによる為替市場の混乱で、逃避先としての金の需要が高まった。金価格は一時、4カ月ぶりの高値となる1281.87まで上昇した。スイスでフランの対ユーロ相場の上限目標が撤廃されたことを受けて、幅広い市場でボラティリティーが高まり、安全資産に資金を移す動きが広がった。
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2015-01-19 11:30