日経平均は150円高で取引終了、買い一巡後に伸び悩みも終盤に引き締まる
19日の日経平均株価は前週末比150円13銭高の1万7014円29銭と反発して取引を終えた。米国株高や円高一服を好感して買いが先行。一巡後は円の強含みや上海総合指数の下落が重しになって日経平均は伸び悩む場面もあったが、終盤にかけて引き締まり、きょうの高値圏まで持ち直した。
個別では、15年12月期の純利益が過去最高益に迫る見通しと伝えられたすかいらーく <3197> が昨年来高値を更新した。15年1月期業績予想を上方修正したトリケミカル研究所 <4369> 、国交省の高精度測位社会実現に向けた実証実験に参加すると発表したアイサンテクノロジー <4667> 先端半導体材料の増産計画が報じられた東洋合成工業 <4970> 、15年12月期で営業益6億円と伝わったダブル・スコープ <6619> などはストップ高を付けた。
半面、15年3月期で最終赤字の可能性が報じられたシャープ <6753> が急落し、日経平均採用銘柄では値下がり率トップ。欧州系証券による目標株価の引き下げが観測されたアスクル <2678> も軟調。連日ストップ高を演じたアクトコール <6064> などは利益確定売りに押された。(編集担当:宮川子平)
19日の日経平均株価は前週末比150円13銭高の1万7014円29銭と反発して取引を終えた。
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2015-01-19 15:00