最高益更新に向けて順調な進捗をみせる2月期決算銘柄は=金山敏之

 昨年の12月下旬からスタートした2月期決算企業の第3四半期決算も先週で終わりました。そこでその決算を東証1部上場企業でみてみると、本業のもうけを示す営業利益(第3四半期累計で2014年3月-11月期)は前年同期比で微減となりました。2月期決算銘柄には小売り企業が多いことから昨年の消費増税後の想定以上の消費の低迷が業績の足を引っ張る格好になったといえます。  しかし、こうした厳しい環境のなかでも増益を確保し、最高益更新が見込まれる銘柄も少なからずみられます。そこで今回は最高益更新が期待される2月期決算銘柄のなかから、第3四半期の営業利益の通期予想に対する進捗率が75%以上となったものを取り上げてみました。そのなかには米久 <2290> のように通期予想の上方修正で一転して最高益更新予想となった銘柄もみられます。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回は最高益更新が期待される2月期決算銘柄のなかから、第3四半期の営業利益の通期予想に対する進捗率が75%以上となったものを取り上げてみました。
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2015-01-19 17:45