「ジャパン・クオリティ」を歓迎!・・・キヤノンのカメラも「日本製」が中国人には喜ばしい=中国メディア

 中国メディアのIT之家は16日、円安の進行を背景に日本の電子機器メーカーの多くの生産拠点を「日本に回帰させている」とし、キヤノンも日本国内での生産比率を高める計画だと報じた。  記事は、キヤノンの広報担当者の発言を引用し、円安の影響のもとキヤノンは3年以内に日本国内におけるカメラやプリンター、コピー機の生産比率を増やすと伝えた。さらに、保守的に見積もっても日本国内の生産比率は現在の40%から60%にまで引き上げられる見込みだと紹介した。  続けて、キヤノンだけでなく、パナソニックやシャープも一部の製品について海外から生産拠点を日本国内に移し、コスト低減を進めることを検討していることを伝えた。  記事は「品質という視点から見た場合、キヤノンが日本国内の生産比率を高めることは多くの消費者にとって喜ぶべきこと」と伝え、さらに「周知のとおり、日本で生産された製品は細部にいたるまで質が高い」と指摘し、細部へのこだわりこそカメラにとっては重要なことと主張。  続けて、キヤノンが日本でカメラの生産比率を高めれば、中国の消費者もキヤノンの「Made in Japan」のカメラを手にする機会が増えることになるだろうと喜びを示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)lightpoet/123RF.COM)
中国メディアのIT之家は16日、円安の進行を背景に日本の電子機器メーカーの多くの生産拠点を「日本に回帰させている」とし、キヤノンも日本国内での生産比率を高める計画だと報じた。(イメージ写真提供:(C)lightpoet/123RF.COM)
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2015-01-20 09:15