東製鉄、15年3月期の業績および期末配当予想を上方修正

 東京製鉄 <5423> は20日引け後、15年3月期の業績予想と期末配当予想を上方修正した。売上高を1600億円から1620億円(前期比16.5%増)、営業利益を100億円から125億円(同5.1倍)に引き上げ、期末配当は2円から4円に上積み。年間6円(前期実績は2円)とした。  同社にとって今期業績予想の上方修正は3度目。売上高、営業利益は市場予想(売上高1600億円強、営業利益120億円程度)を上回った。  海外の鋼材市況は低迷を見込むが、国内は震災復興需要や都市再開発案件などの民間設備投資の回復で堅調を維持できる見通し。また、原油価格の急落でエネルギーコストや副資材価格などの下落も期待できるとした。  第3四半期の売上高は前年同期比26.8%増の1243億6700万円、営業利益は同6.9倍の91億3500万円だった。  20日終値は6円高の833円。(編集担当:宮川子平)
東京製鉄(5423)は20日引け後、15年3月期の業績予想と期末配当予想を上方修正した。
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2015-01-20 21:00