日経平均は57円安で寄り付く、利益確定売りが先行

 21日の日経平均株価は前日比57円58銭安の1万7308円72銭で寄り付いた。日銀金融政策決定会合への思惑もあってドル・円は持ち直しているものの、日経平均は前日大幅高の反動もあって軟調スタートとなった。前日の米国株は引けにかけて引き締まったものの、NYダウの上値は限定的だった。  個別では、15年3月期業績予想を下方修正した日本鋳造 <5609> やワイ・イー・データ <6950> が売られている。亀山第2工場のスマートフォン向け液晶減産が報じられたシャープ <6753> も軟調。米系証券による投資判断の引き下げが観測されたセガサミーホールディングス <6460> もさえない。  半面、米医薬ベンチャーの株式取得を発表したジーエヌアイグループ <2160> は買いが先行した。自社株買いを発表したエッチ・ケー・エス <7219> や自社株消却を発表したオイレス工業 <6282> も堅調。(編集担当:宮川子平)
21日の日経平均株価は前日比57円58銭安の1万7308円72銭で寄り付いた。
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2015-01-21 09:15