トヨタハリアーをイメージした期間限定のカフェが六本木ヒルズにオープン

トヨタの大型クロスオーバーSUV「ハリアー」をイメージした個性的なオリジナルブレンドが楽しめる期間限定のカフェ「TOYOTA HARRIER CAFE」が、2015年1月21日、東京・六本木ヒルズにオープンした。トヨタマーケティングジャパンと、スペシャルティコーヒー専門店の猿田彦珈琲がコラボレーションして開設したもの。1月27日まで、5種類のオリジナルブレンドと、ダーク系ボディカラーをイメージしたハンバーガーやカップケーキなどのオリジナルメニューを提供する。写真は六本木ヒルズ「TOYOTA HARRIER CAFE」の「Kaleidoscope with Mirror HARRIER」。
1月21日にオープンを記念した記者発表会が開催され、猿田彦珈琲代表の大塚朝之氏は、カフェで提供する「H.H.(Hybrid Harrier)オリジナルブレンド」について、「ハリアーという車が持つ山や海などという自然の中で走りつつ、都市でも快適という二面性と、コーヒーの持つ苦味とフルーティな二面性、そして、猿田彦珈琲が目指すクラシカルなコーヒーとサードウェイブと呼ばれる新しいファッションを取り入れた二面性が表現できた」と紹介。「トヨタさんという日本を代表する大企業とコラボレーションすることに、最初は大きなプレッシャーを感じたが、一緒にやらせていただき、自由に取り組ませていただいたので、自信を持って提供できるブレンドが作れた」と語った。
オリジナルブレンドは、「ハリアー」のボディカラー5食にちなんで5種類。ライムを思わせる香りが楽しめる「ミステリアス」、モルトを思わせる香りのある「シック」、フルーティさとチョコレート感のある「インテリジェント」、華やかでトロピカルフルーツを思わせる風味のある「ゴージャス」、パンチのある香ばしさと濃厚なボディで良質な苦味が楽しめる「フォーマル」。「期間限定カフェが終了後は、ブレンドを封印して使わない」という、ここでしか味わえないコーヒーになっている。また、オリジナル性を追求するため、希少品種のコーヒー豆も使ったブレンドに仕上げたため、原価も高く、一杯450円ではとても一般には提供できない品質のブレンドになったという。
カフェ店内には、全面鏡張りのコンセプトカーで話題を博した「Mirror HARRIER」を展示。これを、日本最大級の万華鏡の中に設置し、「Kaleidoscope with Mirror HARRIER」として、新しいアート・インスタレーションを公開している。
オリジナルメニューは、「イカ墨のバンズを使った海老カツバーガー」、「ブラックココアマフィンにチーズクリームフロスティングをほどこしたカップケーキ」など、ハリアーのダーク系ボディカラーをイメージしたメニューが用意されている。また、会場でアンケートに答えると、「H.H.オリジナルブレンド」の一杯無料券がプレゼントされる。
「ハリアー」は、2013年12月にフルモデルチェンジし、ハイブリッドも投入されたこともあって人気が沸騰。2014年は想定を超える申し込みを受けたため、納品まで数週間待ちの状態が続いた。年間販売台数は6万台と、ラグジュアリーSUVクラスでトップ。登録車車種の中でも11位の売れ行きを記録し、特に車離れが進む20代から30代を中心に人気があるとのことだ。(編集担当:風間浩)
トヨタの大型クロスオーバーSUV「ハリアー」をイメージした期間限定のカフェ「TOYOTA HARRIER CAFE」が、2015年1月21日、東京・六本木ヒルズにオープンした。
business,company
2015-01-21 17:15